尾張町本店
加賀麩不室屋は慶応元年(一八六五年)に不室六右衛門が金沢・尾張町で麩づくりをはじめてから百五十余年、一貫して加賀の麩をつくり続けてまいりました。
「ふやき御汁 宝の麩」をはじめ、創業より今日まで、伝統の製法・味・技を伝承し、ひとすじにつくり続けてきた加賀麩の数々をご贈答用からご自宅用まで、幅広く取り揃えております。
不室屋の歳時記
金沢の商家・不室屋では、伝統的な年中行事を大切に行っています。
折々の季節感、漆器や陶磁器などの工芸品、風土に根差した食習慣、人々の繋がり…長い年月を経て少しずつ形を変えながらも、行事を通じて豊かな文化を伝えています。
- 治部煮椀(じぶにわん)
- 金沢の郷土料理の代表格「治部煮」。 定番は鴨肉だが、不室家では代々、かしわ(鶏肉)を使った治部煮が作られてきた。 あっさりとした味わいで、麩が主役になっている。 治部煮椀は、治部煮にのみ使用される専用の器。 広口で浅いつくりとなっており、とろみのついた出汁をいただきやすく、また、中の具が隠れずに美しく見えるような工夫がされている。 ひとつひとつに蒔絵を施し、料理と器を共に愉しめるようにと受け継がれてきた金沢の文化である。
営業案内
- 営業時間
- 9:30~17:30
アクセス
- 住所
- 石川県金沢市尾張町2-2-18
- アクセス
- 金沢駅から徒歩15分 JR金沢駅から北陸鉄道バス橋場町経由 東部車庫行きで7分、尾張町下車、徒歩3分